古江、メジャー初優勝!

女子ゴルフのメジャー第4戦『アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ』で古江彩佳が通算19アンダーで優勝。日本勢では樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次いで4人目のメジャーチャンピオンが誕生した。

3日目を終えて1打差の2位タイにつけ、最終組でスタートした古江は14番からの3連続バーディーを奪うなど、トップグループで堂々のゴルフを展開。勝負の18番で2オンに成功し、約4メートルのパットをジャストタッチで決めてイーグル。2位のステファニー・キリアコウ(豪州)を1打抑え、メジャー初Vという大きな果実をを自らの手でもぎ取った。

優勝した古江は「30回の記念大会、メジャーになって10周年という(節目の)大会に優勝できて本当にうれしい。スポンサー、トーナメント関係者、コース関係者、ボランティア、そして応援してくれた皆さんに感謝したい」とスピーチし、大きな歓声と拍手を浴びた。

テレビ中継の解説を務めていた岡本綾子プロから「なかなか勝てなかったけど、それもこの優勝に向けて準備をしていたんだと思う」とねぎらわれると「ありがとうございます」といいながらこらえていた涙が一気にあふれた。

パター

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小川朗

小川朗

ゴルフジャーナリスト 1980年代は東京スポーツの特派員として海外のゴルフトーナメントを中心にスーパーボウルや格闘技などを取材。帰国後は11年間デスクとして現場の記者を育て、Jリーグ、アテネ五輪、トリノ冬季五輪の担当運動部長を務める。その後文化部長から法務担当事件に多くの訴訟案件を担当。自殺報道の問題と向き合い、東スポWEBで多くの記事を発信し、自殺予防学会の総会でも講演した。2010年より広告局長。2015年に独立し編集プロダクションの㈱清流舎を設立し、当サイトの編集長にも就任した。週刊パーゴルフで「ゴルフ場を造った男たち」を64回連載するなど、歴史ものや調査もののノンフィクションを得意とする。終活認定講師でもあり、2級検定に70回以上登壇。「みんなの介護」にも50本以上のニュースを投稿している。日本ゴルフジャーナリスト協会会長。東京運動記者クラブ会友。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。