女子ゴルフのメジャー第4戦『アムンディ・エビアン・チャンピオンシップ』で古江彩佳が通算19アンダーで優勝。日本勢では樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次いで4人目のメジャーチャンピオンが誕生した。
3日目を終えて1打差の2位タイにつけ、最終組でスタートした古江は14番からの3連続バーディーを奪うなど、トップグループで堂々のゴルフを展開。勝負の18番で2オンに成功し、約4メートルのパットをジャストタッチで決めてイーグル。2位のステファニー・キリアコウ(豪州)を1打抑え、メジャー初Vという大きな果実をを自らの手でもぎ取った。
優勝した古江は「30回の記念大会、メジャーになって10周年という(節目の)大会に優勝できて本当にうれしい。スポンサー、トーナメント関係者、コース関係者、ボランティア、そして応援してくれた皆さんに感謝したい」とスピーチし、大きな歓声と拍手を浴びた。
テレビ中継の解説を務めていた岡本綾子プロから「なかなか勝てなかったけど、それもこの優勝に向けて準備をしていたんだと思う」とねぎらわれると「ありがとうございます」といいながらこらえていた涙が一気にあふれた。